2017.5.30 設立総会・特別講演
日時:2017年5月30日(火)14時30分~17時、
場所:グランドヒル市ヶ谷、
出席:27社(54名)・委任状出席:1社
設立総会
- 第1号議案 研究会設立の承認
設立趣意書をもって研究会の設立が承認されました。 - 第2号議案 会則および細則の審議
審議の結果、会則および細則が制定されました。 - 第3号議案 会員入会の承認
入会申し込みのあった特別会員2社、一般会員23社、賛助会員3社、合計28社の入会が承認されました。 - 第4号議案 役員の選任
会則に則り幹事が会員から互選され、上松幹事長が選任されました。幹事会から二羽会長が推薦され承認されました。会長から会計監事、事務局長が指名されました。 - 第5号議案 平成29年度事業計画および予算の審議
平成29年度の事業計画および予算が承認されました。 - 第6号議案 技術委員会設置の審議
技術委員会の設置および委員が承認されました。
総会後、阪神高速道路(株)および鹿島建設(株)からこれまでの両社による共同研究「軽量かつ耐久性の高いコンクリート系床版の開発」におけるUFC道路橋床版の開発経緯と構造の概要を情報提供しました。
特別講演
二羽淳一郎 会長(東京工業大学 教授)より「UFCの適用事例」の題目でご講演頂きました。
UFCの強度と流動性、材料の組成や配合と施工および材料特性、土木学会指針における設計コンセプト、曲げ耐力、せん断耐力の設計式などこれまでの試験結果と予測結果を解説頂きました。
後半では、UFCを用いた事例として「酒田みらい橋」「東工大・緑が丘1号館の玄関キャノピー、本館前桜並木の歩行者用デッキ」「羽田空港 D滑走路のUFC床版」「フランス・マルセイユの地中海博物館 MuCEMの意匠、歩道橋」「パリのJEAN-BOUIN競技場」などをご紹介頂きました。
最後に「UFCの適用事例は、それほど多くはないが、高強度・高耐久性・軽量性が要求される場合は、最強の対応策であると考えられる。高品質な社会インフラの整備に向けて、UFCの一層の活用にチャレンジしていくべきである。」とまとめて頂きました。
ご講演内容について、会員からは「UFCという技術の世界における日本のポジショニングは?」「UFCの技術がCool Japanとなるか?」など活発な質疑応答が行われました。
懇親会
総会、特別講演後、Tokyo Porks市ヶ谷にて懇親会を行い、UFC道路橋床版や今後の研究会活動について活発な意見交換を行い、UFC道路橋床版の品質確保、普及による社会貢献に向けてチャレンジしていくことを確認しました。
報道
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